春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている
この3月、重心いろはで初めての卒業生2名が巣立っていきます。立春を過ぎても寒い日が続き、暖かい春が待ち遠しくありますが、カレンダーに付けた卒業の印を見ると、言い表せない気持ちで職員の胸はぎゅっとなります。「春よ来い、ゆっくり来い…」
優しかったお姉さん、頼もしかったお兄さんと過ごす日々もあとわずか…。
そこで、卒業生と在校生が共に、いろはで出会えたこと、楽しく過ごせたことを感謝し合うイベントを、3月に開催することになりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
「一期一会~ありがとうの会」に向けて
在校生から卒業生に。卒業生から在校生に。感謝を込めた贈り物の準備が始まりました!
細長い色画用紙にシールを貼って…何を作っているのでしょう?
この台紙にペットボトルのキャップを付けるとカスタネットになるのです。
喜んでくれるかなあ?思いを込めてシールを選び、貼る場所も枚数も自分で決めます。
可愛い小太鼓が完成しました。上手に出来たね、自分で作ると嬉しいね。
好きな色の紙コップを選んだら、迷うほどたくさんのシールの中からお気に入りを探します。
「これが好き!」しっかり指差しをして自分で職員に伝え、難しいところだけ手伝ってもらいます。
これはマラカスです。
そうです。在校生はみんな、手作り楽器を作っているのです。楽器が出来たら…さあ、みんなで練習しましょう!
卒業生も職員と一緒に何か選んでいます。
さあ、何が出来てくるのかな?
一期一会とは、茶道に由来する日本のことわざで「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という意味だそうです。
2月…子どもたちも職員もそれぞれの思いを巡らせながら、お別れの日の準備をしています。
重症心身障がい児デイサービス いろは